ビックリマンの衰退理由

『ビックリマン』の始まりは、1977年です。当時は、「ビックリさせるシール」というコンセプトだったので、キャラクターうんぬんかんぬんじゃなくて、「ハエ」とか「血のり」とかのシールだったんです。
ピーク時には年間、4億個販売したメガヒット商品です!
『ビックリマンシール』はチョコレートのオマケなんですけども、皆、シールに夢中で「チョコが大量に捨てられる」が全国各地で起きて、社会問題になりました。
この異常な『ビックリマンブーム』は「公正取引委員会」から指導で終息しました。
「キラ」とか「ヘッド」とかが当たる確率が極端に低いので、そして、その「キラ」とか「ヘッド」が高額で売買されたりしていたもんだから、「これ、ギャンブルだろ」というツッコミが入り、「キラとかヘッドとかが当たる確率を、他のシールと同じにしろ(同じ割合にしろ)」と言われちゃったんです。
それをキッカケに「キラ」とか「ヘッド」の当たる確率が上がり、年間に4億個の売り上げをあげていたビックリマンブームが収束しました。

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